文中に社名の記載がない場合、原則として一畑電気鉄道株式会社に関する出来事です。文中の固有名詞・所在地表示は当時のものです。
明治44年8月 | 大阪の才賀藤吉他14名が発起人となり、出雲今市~一畑間の軽便鉄道敷設免許を受ける。(現在の電鉄出雲市駅から一畑薬師の1300段の石段の下(一畑坂下)にあった一畑駅までの区間) |
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明治45年4月 | 一畑軽便鉄道株式会社を創立(簸川郡平田町)。 |
明治45年4月 | 才賀藤吉、初代社長に就任。 |
大正3年4月 | 出雲今市(現・電鉄出雲市)~雲州平田間の運輸営業を開始。 |
大正3年6月 | 木佐徳三郎、第2代社長に就任。 |
大正4年2月 | 雲州平田~一畑間の運輸営業を開始。 |
大正14年7月 | 社名を一畑電気鉄道株式会社と改称。 |
大正14年7月 | 大谷彌吉、第3代社長に就任。 |
昭和2年10月 | 出雲今市(現・電鉄出雲市)~一畑間を電化して運輸営業を開始。 |
昭和3年4月 | 小境灘(現・一畑口)~北松江(現・松江しんじ湖温泉)間の運輸営業を開始。 |
昭和5年2月 | 川跡~大社神門(現・出雲大社前)間の運輸営業を開始。 |
昭和5年4月 | 三葉自動車の大社町内路線を買収し、乗合自動車事業の営業を開始。その後昭和21年5月までに松江自動車株式会社、美保関自動車株式会社、島根観光株式会社、出雲遊覧株式会社、文化自動車株式会社、株式会社昭和自動車商会、株式会社仁多自動車商会、村営恵曇自動車、鰐淵自動車合資会社などの自動車事業を買収合併し、事業を拡大。 |
昭和13年2月 | 山本権七、会長に就任(会長在任期間は社長空席であるため第4代社長として処す) |
昭和15年7月 | 板倉隆治、第5代社長に就任。 |
昭和18年7月 | 有限会社出雲ゴム工業所設立 (後のブリヂストンタイヤ島根販売株式会社。平成11年3月に株式会社ブリヂストンへ全株式を譲渡) |
昭和19年12月 | 小境灘(現・一畑口)~一畑間の鉄道路線3.3kmの軌条を運輸通信省より供出を命じられ、営業を休止。 |
昭和23年2月 | 竹原熊重、第6代社長に就任。 |
昭和24年6月 | 山本孝吉、第7代社長に就任。 |
昭和25年10月 | 全国最長(当時)となる松江~広島間の直通急行バス営業開始。 |
昭和26年12月 | 本社を簸川郡平田町より松江市国屋町に移転。 |
昭和26年12月 | 広島~宮島口間のバス営業開始。(昭和49年2月運行休止、昭和58年3月廃止) |
昭和27年6月 | 本社新社屋落成。同時に創立40周年記念式典を挙行。 |
昭和28年8月 | 松江タクシー株式会社およびまるいタクシー株式会社を買収し本格的にタクシー事業を拡充強化。 |
昭和29年5月 | 出雲鉄道株式会社を吸収合併。 |
昭和29年6月 | 隠岐汽船株式会社から自動車事業を買収し、隠岐島後において自動車事業の営業を開始。 |
昭和29年12月 | 島根鉄道株式会社を吸収合併。 |
昭和30年11月 | いずも観光サービス株式会社設立。 |
昭和33年9月 | 鏡谷末次郎氏から自動車事業を買収し、隠岐島前において自動車事業の営業を開始。 (昭和47年5月、地元業者に路線を譲渡し島前から撤収) |
昭和33年10月 | 一畑百貨店を松江に開店、経営多角化に着手。(売場面積3,102m2) |
昭和35年6月 | 鉄道広瀬線・出雲広瀬~荒島間8.3kmの運輸営業を廃止。 |
昭和36年4月 | 一畑自動車練習場の営業開始。(昭和40年4月事業閉鎖) |
昭和36年8月 | 一畑薬師専用自動車道開通。(専用道ゲート~一畑薬師山上間3.1kmを新設) |
昭和36年9月 | 一畑口~一畑坂下(3.3km)の一畑電鉄私道を専用自動車道に変更。 |
昭和36年10月 | 一畑山上に山陰唯一の一畑遊園地を開園。 (昭和54年8月に閉鎖) |
昭和37年4月 | 一畑薬師専用自動車道(一畑口~一畑薬師および一畑坂下6.3km)を有料化し、自動車道事業として営業開始。 (昭和50年4月に路線の一部を県道用地として譲渡後、昭和54年9月、営業廃止) |
昭和37年7月 | 一畑レストハウスにて創立50周年の記念式典挙行。 |
昭和37年7月 | 一畑レストハウス完成、営業開始(昭和54年8月閉鎖)。 |
昭和37年7月 | 航空代理業の営業開始。 |
昭和38年1月 | サービスセンター開所 (昭和48年12月、一畑トラベルサービス株式会社へ移管)。 |
昭和38年5月 | 平田自動車学校営業開始。(昭和38年11月、平田自動車教習所に名称変更) |
昭和38年9月 | 合同汽船株式会社の経営に参画。(昭和57年1月清算結了) |
昭和38年10月 | 一畑百貨店、松江店を増床改装。(売場面積3,925m2) |
昭和39年4月 | 一畑電鉄出雲市ターミナルビル完成。 |
昭和39年4月 | 一畑百貨店出雲支店、一畑電鉄出雲市ターミナルビルに併設オープン(売場面積1,427m2)。 |
昭和40年2月 | 鉄道立久恵線、出雲市~出雲須佐間18.7kmの運輸営業を廃止。 |
昭和40年5月 | 大谷昌行、第8代社長に就任。 |
昭和40年6月 | 松江・出雲両工場を統合し、来待自動車整備工場完成 。 |
昭和41年3月 | 一畑商事株式会社設立。(昭和41年6月、一畑興業株式会社、昭和50年10月一畑工業株式会社に改称) |
昭和41年9月 | 鉄道列車集中制御装置(C・T・C)完工・運用開始。 |
昭和41年12月 | 一畑百貨店、出雲支店の店舗拡張工事完成。(昭和49年4月、昭和55年10月、昭和63年9月に増築・増床。売場面積約5600m2) |
昭和42年3月 | 玉造保養所みづほ荘完成(昭和57年4月閉館)。 |
昭和42年7月 | 株式会社一畑電鉄ストア設立。 |
昭和42年8月 | 山陰シポレックス工事株式会社設立(昭和53年11月清算結了)。 |
昭和42年11月 | 平田市駅駅舎新築。併設の一畑電鉄ストア開店(平成8年6月閉店、同年12月清算結了)。 |
昭和42年12月 | 株式会社ホテル一畑設立。松江市千鳥町にて昭和43年10月より営業開始。 |
昭和43年3月 | 出雲市営バス事業を譲り受け運行開始。 |
昭和44年1月 | 株式会社ホテル一畑、政府登録国際観光旅館登録。 |
昭和44年4月 | 松江~益田間の特急バス開通 (昭和50年4月運行休止)。 |
昭和44年7月 | 一畑興業株式会社商事部門が分離し、松江市本郷町に一畑商事株式会社設立。同年8月営業開始。 |
昭和44年9月 | 島根小松フォークリフト株式会社設立(昭和47年3月、山陰小松フォークリフト株式会社に改称。昭和62年2月、小松フォークリフト株式会社へ全株式を売却)。 |
昭和45年4月 | 株式会社ホテル一畑、政府登録国際観光ホテル登録。 |
昭和45年6月 | 一畑商事株式会社、松江市中原町に本社移転。 |
昭和46年4月 | 株式会社ホテル一畑、植樹祭のためご来県の昭和天皇・皇后陛下がご宿泊。 |
昭和46年4月 | 一畑百貨店松江店の店舗拡張工事完成。営業開始。(売場面積7,025m2) |
昭和46年6月 | 山陰帝人冷蔵株式会社設立。 (昭和56年10月、株式会社サンテイに改称。昭和63年10月、大一海産株式会社へ営業譲渡) |
昭和46年10月 | 一畑電気鉄道株式会社の一般乗用旅客自動車運送事業の一部を3社に譲渡し、松江市母衣町に松江一畑タクシー株式会社、出雲市今市町に出雲一畑タクシー株式会社、平田市平田町に平田一畑タクシー株式会社がそれぞれ設立。昭和46年12月より営業開始。 |
昭和47年2月 | 出雲一畑タクシー株式会社、出雲市大津町へ本社移転。 |
昭和47年4月 | 株式会社いずも、簸川郡大社町に設立。 (昭和55年9月営業休止) |
昭和47年6月 | 隠岐観光商事株式会社設立。 (昭和58年3月清算結了) |
昭和48年5月 | 山陰セキスイハウス株式会社設立。 (昭和60年3月、セキスイハウス株式会社他に全株式を売却) |
昭和48年5月 | 株式会社一畑友の会、松江市殿町に設立。 |
昭和48年10月 | 一畑商事株式会社八束郡宍道町へ本社新築移転。 |
昭和48年11月 | いずも観光サービス株式会社を株式会社一畑トラベルサービスに改称。 |
昭和48年12月 | 株式会社平田自動車教習所、平田市平田町に設立。昭和49年1月営業開始。 |
昭和49年4月 | 一畑電工株式会社設立。 |
昭和49年8月 | 一畑建機株式会社設立。 (昭和54年3月清算完了) |
昭和49年9月 | 一菱冷熱株式会社設立。 |
昭和50年4月 | 八束郡宍道町の来待自動車整備工場を本社および工場として一畑自動車整備株式会社設立。 昭和50年5月営業開始。 |
昭和50年6月 | 山陰ハイム株式会社設立。 (昭和58年3月積水化学工業株式会社に全株式を譲渡) |
昭和50年8月 | 一畑電工株式会社と一菱冷熱株式会社が合併し、一畑電設株式会社が松江市東朝日町に設立。 |
昭和50年8月 | 株式会社一畑工務店が松江市中原町に設立。 |
昭和51年1月 | 一畑グループ共通のシンボルマーク制定。(現・社章) |
昭和51年1月 | 平田一畑タクシー株式会社、平田市平田町へ新築移転。 |
昭和51年3月 | 株式会社いずも、有限会社三福タクシー(後の双葉タクシー株式会社)に出資し経営権を取得。その後一畑電気鉄道株式会社も出資し、一畑電気鉄道株式会社と株式会社いずも合弁会社に。※平成15年10月に一畑電気鉄道株式会社が全株式を取得。 |
昭和51年8月 | 松江一畑タクシー及び出雲一畑タクシー、一般貸切旅客自動車運送事業の経営免許認可。(松江一畑タクシー、出雲一畑タクシー同年10月より運行開始) |
昭和51年10月 | ホテル一畑、第一次増築オープン(本館部分)。 |
昭和52年2月 | 一畑トラベルサービス株式会社、一般旅行代理店業認可。 |
昭和53年3月 | 鉄道大社線ワンマン化実施。 |
昭和53年7月 | 株式会社いずも、大社観光株式会社を買収。日御碕レストハウスの経営を引き継ぐ。 |
昭和55年3月 | 観光島根株式会社の全株式を取得。 |
昭和55年10月 | 株式会社いずも、経営効率化のため営業を大社観光株式会社へ譲渡。株式会社いずも、営業休止。 |
昭和56年7月 | 株式会社一畑トラベルサービス、一般旅行業登録認可。 |
昭和57年7月 | 有限会社三福タクシー、双葉タクシー有限会社に改称。 |
昭和57年9月 | 一畑百貨店松江店の新館完成。本館と併せツインタウンと称し、全館増床改装。(売場面積10,876m2)。 |
昭和58年4月 | 株式会社ホテル一畑、観光島根株式会社を吸収合併。 |
昭和59年5月 | 松江市殿町に株式会社一畑百貨店設立。 |
昭和59年5月 | 松江一畑タクシー株式会社。松江市西川津町に本社新築移転。 |
昭和59年8月 | 百貨店業を株式会社一畑百貨店に譲渡。 |
昭和61年4月 | 株式会社一畑トラベルサービス、松江市中原町に本社新築移転。 |
昭和63年6月 | 松江市殿町に、268台収容の一畑立体駐車場完成。 |
昭和63年10月 | 株式会社一畑百貨店、創業30周年。松江店増床改装グランドオープン。(売場面積11,652m2) |
昭和63年12月 | 松江一畑タクシー株式会社、出雲一畑タクシー株式会社、空港線に限り一般乗合旅客自動車運送事業の経営免許認可。運行開始。 |
昭和63年12月 | 高速バス出雲~東京線運行開始。(これにより平成3年5月にかけ、出雲~新大阪線、松江~岡山線、松江~広島線、松江~福岡線、出雲~広島の高速バスを運行開始) |